リフォームの好機を逃すな!断熱だけじゃない、遮熱も取り入れる時代へ

    2025/7/18 04:42

    🔸目次

    1. はじめに|断熱だけでは足りない時代へ

    2. 断熱と遮熱の違いとは?

    3. 熱の正体は3種類!遮熱が効く“輻射熱”とは?

    4. なぜ今、遮熱が注目されているのか

    5. 屋根リフォームが遮熱導入の絶好のタイミング

    6. 断熱+遮熱のダブル対策で得られる効果

    7. まとめ|これからのリフォームに必要な視点


    1.はじめに|断熱だけでは足りない時代へ

    近年、日本の住宅に求められる省エネ性能は年々高まっており、「断熱等級」の引き上げが進められています。これは、住宅の断熱性能を数値化し、省エネ性を示す指標です。

    ■ 断熱等級とは?

    「断熱等級」とは、住宅の断熱性能(どれだけ外の暑さ・寒さを防げるか)を数値で示した国の基準です。
    数字が大きいほど断熱性能が高く、住まいが快適で省エネになります。

    ■ これまでの基準と今後の違い

    年度

    等級の内容

    特徴

    ~2021年

    等級4(旧最高等級)

    省エネ基準相当(最低限)

    2022年~

    等級5が新設

    ZEH基準(より高断熱)

    2022年末~

    等級6・7が新設

    ハイレベルな高断熱住宅に対応

    ■ なぜ変わるのか?

    以下のような社会的背景から、住宅の省エネ化が強く求められているためです:

    • 電気代の高騰エネルギー問題

    • 猛暑・寒波による健康リスクの増加

    • CO₂削減(脱炭素)への国際的な取り組み

    •  快適で健康的な住まいを求める声の高まり

    ■ つまり今、家づくりやリフォームには「断熱強化」が必須!

    しかし、「断熱」だけでは夏の厳しい暑さに完全に対応しきれないのが現実です。そこで今、注目されているのが「遮熱」という新しい熱対策。

    今後、断熱等級5以上が“当たり前の基準”になる時代です。
    だからこそ、断熱材だけでなく遮熱のような+αの対策
    も重要になってきています。

    特に屋根リフォームのタイミングは、遮熱を導入するベストチャンス。今回は、断熱と遮熱の違いや、屋根リフォームに遮熱を取り入れるメリットについて解説します。


    2.断熱と遮熱の違いとは?

    「断熱」と「遮熱」、どちらも住宅を快適に保つための熱対策ですが、その役割はまったく異なります

    項目

    断熱

    遮熱

    働き方

    熱の「伝わり」を防ぐ

    熱の「侵入」を反射する

    主な対策

    グラスウール、ウレタンフォームなど

    アルミ箔などの遮熱シート

    効果的な場所

    壁・床・天井

    屋根裏・屋根面(直射日光を受ける部分)

    断熱材は、冬の寒さ対策として有効ですが、夏場は屋根からの輻射熱(放射熱)に対してはやや弱い側面があります。


    一方、遮熱シートは太陽熱を「反射して室内に入れない」ため、夏の暑さ対策に非常に有効です。


    3.熱の正体は3種類!遮熱が効く“輻射熱”とは?

    私たちが「暑い」と感じる原因には、実は3種類の熱の伝わり方があります。 熱の伝わり方には3つあります。

    種類

    説明

    対策方法

    伝導熱

    物体を通じて熱が直接伝わる

    断熱材(グラスウール・ウレタンなど)でブロック

    対流熱

    空気の流れによって熱が運ばれる

    換気や通気層、断熱層で対処

    輻射熱(ふくしゃねつ)

    赤外線として熱が放射され、空気を通さずに伝わる

    遮熱シートで反射・遮断する

    ■ 実は、最も多くの熱を占めるのは「輻射熱」

    夏の屋根裏が高温になる主な原因は輻射熱(放射熱)です。
    この輻射熱は、外部から入ってくる熱の約75%
    を占めるとも言われています。

    驚くことに、断熱材はこの輻射熱に対してはあまり効果がありません。
    従来、熱を防ぐには断熱材の施工が一般的でした。
    断熱材とは、室外と室内の熱移動を遮断し、室外の温度が室内に伝わりにくくする素材のことです。
    断熱材は一定の量までの熱をため込むことはできますが、熱を断つことはできず、その後ゆっくりと放出していきます。
    簡単に言うと、断熱材とは熱の移動を遅らせる素材です。
    断熱材は「熱を伝えにくくする」ものであって、「熱を反射して入れない」ことはできないからです。

     ■ 遮熱シートはこの「輻射熱」に特化した対策!

    遮熱シートは、アルミなどの高反射素材で作られており、熱を入れずに反射して戻す仕組みになっています。
    つまり、断熱材では防ぎきれない屋根からの猛烈な熱(=輻射熱)を効果的にカットできるのです。

     ■ 75%の熱をカットする遮熱シートは、住まいの“熱ブロック”として非常に魅力的!

    屋根リフォームの際にこの遮熱シートをプラスすれば、

    • 夏の2階の暑さを大幅に軽減

    • エアコン効率がアップして光熱費ダウン!

    • 家全体の温度ムラも減って、より快適な住まいに

    • 電力削減によって、環境への負担を削減!

    といったメリットが期待できます。

    こうした理由から、「断熱だけでは不十分」な時代になってきているのです。
    特に太陽の熱を最も受ける屋根は、遮熱対策の優先度が非常に高い場所です。

    そこで、次にご紹介するのが、「屋根リフォームと遮熱施工を同時に行うメリット」です。


    4.なぜ今、遮熱が注目されているのか

    日本の夏はここ数年で一段と厳しくなり、35℃を超える猛暑日も珍しくなくなりました。特に屋根や2階の部屋は太陽熱の影響を強く受け、室内温度が上昇しやすい傾向にあります。

    そこで注目されているのが「遮熱」。
    太陽の熱を室内に入れる前に反射してシャットアウトできれば、エアコン効率が大きく向上し、電気代も節約できます。

    とくに新築ではなく、既存住宅におけるリフォーム時の遮熱導入は、コストパフォーマンスの良い選択肢として広がり始めています。


    5.屋根リフォームが遮熱導入の絶好のタイミング

    遮熱シートは、屋根裏や屋根面の施工が最も効果的です。
    ただし、後から屋根裏に遮熱シートを追加施工するのは手間もコストもかかるため、現実的ではないケースも。

    そこでおすすめなのが、屋根のリフォーム時に遮熱シートを併用する方法です。

    ■ なぜ屋根リフォームと一緒がいいのか?

    • 足場がすでに組まれているため、施工費が安く済む

    • 屋根材を剥がす工程で、遮熱シートを屋根下に簡単に施工可能

    • 長寿命の遮熱層を屋根材の内側に組み込めるため、メンテナンスも不要

    つまり、屋根のリフォームを行う“今このタイミング”で遮熱を導入するのが最も効率的で賢い選択といえます。

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    遮熱シートを施工した事例はこちら

    https://preview.studio.site/live/rROnJmzLOA/works/syanetu

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    (株)ライフテックによる施工事例集はこちらから


    6.断熱+遮熱のダブル対策で得られる効果

    一般住宅では、すでに断熱材が入っていることが多いです。
    しかし、最初にお話ししたように当時最高クラスだった断熱性能でも、今の時代では最低基準になっています。
    遮熱をプラスで施工する、という発想によって低コストで住宅性能を向上させることが可能です!

    ■ 夏:冷房効率アップで快適&省エネ

    遮熱シートで太陽熱をブロックし、断熱材で熱の侵入を防げば、室温上昇を大幅に抑制できます。
    結果、エアコンの効きが良くなり、冷房代が削減されます。

    ■ 冬:断熱材の効果で暖かさをキープ

    遮熱は主に夏用の対策ですが、断熱材との併用により冬も快適性が高まります
    屋根や壁からの冷気侵入を防ぐことで、暖房効率もアップ。

    ■ その他のメリット

    • 年間の光熱費削減

    • 2階や屋根裏がムワッとしない快適空間に

    • 温度差が減り、ヒートショックのリスク軽減

    • 住宅の価値向上にもつながる可能性


    7.まとめ|これからのリフォームに必要な視点

    住宅の省エネ性能が求められる今、「断熱+遮熱」のダブル対策が新しいスタンダードになりつつあります。

    とくに屋根リフォームのタイミングは、遮熱シートを取り入れる絶好のチャンス
    施工コストを抑えながら、住まいの快適性と光熱費削減を同時に実現できます。

    リフォームを考えている方は、「断熱だけでなく、遮熱も」という視点をぜひ取り入れて、これからの暑さ・寒さに強い住まいを目指してみてください。

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