日本は世界有数の地震大国。特に築年数が経った瓦屋根の家にお住まいの方にとって、「屋根が落ちたらどうしよう」といった不安を持つ方が多いのではないでしょうか?実は、現代の瓦屋根は、地震や台風に強い工法で施工されていることをご存じですか?それが「ガイドライン工法」と呼ばれる耐震施工方法です。ガイドライン工法とは?2001年に策定されたこの工法は、阪神・淡路大震災を教訓に開発されたもので、瓦をしっかりとビスや釘で固定し、屋根全体の構造を強化することで、震度7相当の地震にも耐えられると試験で確認されています。従来の土葺き工法に比べ、格段に安全性が向上しており、台風などの強風にも強い構造です。令和元年(2019年)9月に千葉県に強い台風が上陸し、住宅の瓦などの屋根材が飛ばされるなどの大きな被害がありました。瓦屋根で被害にあった多くは瓦が下地に固定されていない旧工法で施工された家がほとんどでしたが、一方で同じ地域でほとんど被害のなかった瓦屋根では、全ての瓦をビスや釘で固定する「ガイドライン工法」が用いられていました。このことからも、ガイドライン工法で施工された瓦屋根は地震にも風にも強いと言えます。(出典:政府広報オンライン「あなたの家の瓦は大丈夫?新築住宅の瓦屋根の強風対策が義務化!」)(URL:https://www.gov-online.go.jp/useful/article/202110/1.html)古い瓦屋根でも大丈夫?築年数が経った家でも、「耐震補強リフォーム」としてガイドライン工法による改修が可能です。地震に備えながら、美しさと日本らしい景観を守ることができるのも、瓦屋根の大きな魅力です。もっと詳しく知りたい方へ政府広報オンラインでは、この工法や耐震瓦に関する詳しい情報が掲載されています。不安を安心に変えるために、ぜひ一度ご覧ください。政府広報オンライン – 瓦屋根の耐震性 ご相談はお気軽に当社では、ガイドライン工法による新築・リフォーム施工を承っております。「うちの屋根も大丈夫かな?」と思われた方は、無料点検も行っておりますので、お気軽にご相談ください。